英語は語順で決まる

私は 昨日 本屋で 辞書を 買いました。

   昨日 買ったの 私 辞書を 本屋で。

   辞書 買ったさ 私 本屋で 昨日。

上の3文はいずれも意味が伝わる文章です。同じことを英語でできるでしょうか。

I bought a dictionary at the bookstore yesterday.

   ? I yesterday at the bookstore a dictionary bought.

   ? Yesterday bought I a dictionary at the bookstore.

   ? A dictionary bought I at the bookstore yesterday.

変ですね。日本語は「てにをは」という助詞があるため、単語をどの位置においても比較的意味の通った文章を作ることが可能な言語です。

しかし、英語というのはその置き場所に明確に意味を持たせているので、日本語ほど自由に動かすことはできないのです。

もうひとつ例文を紹介します。

She loves you.   彼女はあなたのことが大好き

この文の単語を入れ替えてみます。

You loves she.  

sheは「彼女は」という単語なので、位置が変わっても「彼女はあなたのことが好き」という意味だと思う方もいるかもしれません。

ですが、2つ目の文章の意味は「あなたは彼女のことが好き」です。動詞に3単現の-sがついているのにも関わらず、「彼女は〜」という意味にはならないのです。

つまり、英文の意味とは単語を置く位置で決まるのです。

その基本的な配置を表しているのが、いわゆる「5文型」というものです。

  第一文型  S + V

  第二文型  S + V + C

  第三文型  S + V + O

  第四文型  S + V + O + O  (O1, O2と表されることもあります)

  第五文型  S + V + O + C ( O=C )

これです。これにてこずってきた人も多いのではないでしょうか。

覚えるまでは何が主語でOは何だったっけ、みたいに混乱を招くんですよね。また5文型っていう言葉の響きも今ひとつとっつきにくい。内容を知る前からあまり覚えたくなさそうな雰囲気を醸し出しているのも事実です、5文型(笑)。

*同様にタイトルだけで嫌な気分になるのは「仮定法」「過去完了」などですかね。中学生あたりだと「受動態」「関係代名詞」なんてのはよく敵認定されます。

長めの文章を見ていると嫌気が差してくる原因は、5文型の基本の形を習得できていないところに加えて、場所や時などの修飾語句がたくさんあって何が何やらわからないところにあります。

ですが、その文章の体幹さえ見極めてしまえば、あとは飾りです。それを知っているだけで、気持ち的にも楽に英文を読んでいけると思います。頑張りましょう。

次回からは5文型を少しずつ解説+練習問題という形で進んでいきます。

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